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【日いづる国より】三宅博、蔓延する利己主義と工作員対策への反省


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StartFragment解説(発言内容) 中山・・・今日は前衆議院議員、三宅博さんにお越しいただきました。三宅さんお久しぶりです。 三宅・・・ご無沙汰しております。 中山・・・ようこそお越しくださいました。 三宅・・・ありがとうございます。今日はお招きいただきまして。 中山・・・お忙しいですか。今はどんな思いでいらっしゃいますか? 三宅・・・そうですね。選挙の疲れもようやく体力的な部分もあり癒されてきまして日々来し方を振り返り、 想を練り肝を練っているという日々を送っておりますが、政治活動については従前通り行っております。 選挙の際にはちょっと私の方がわがまま言いまして、今までずっと一緒に行動しておりました「日本のこころ」から出させて頂いて「維新」のほうに移らせて頂きまして、本当にその節はいろいろとご心配をかけまして。ありがとうございます。 中山・・・がんばって貰いたいと思って送りだしたつもりでした。 三宅・・・ありがとうございました。すみません。中山先生が「日本のこころ」でなくても志を一緒にする政党であれば何としても国会に復帰して頂きたい、  また一緒にやっていきましょう、と仰って頂きまして涙がこぼれるような思いが致しまして。 これからもいろいろとお世話になると思います。ご指導を仰ぎたいと思っておりますのでよろしくお願い致します。 中山・・・よろしくお願いします。「日本のこころ」を、政治活動をしているこの党を全国的にもっともっと理解して頂いて やはり今の日本にこういう考えかたの党が必要と皆様に思って頂きたいと強い思いで動いてはいたのですが、あの時の状況を客観情勢を見るとなかなか当選させるというところまで力が及んでないということがだいたい見えていましたので、いづれにしても国会に復帰して貰うために同じ思いの方々に国会で政治活動をしていって貰いたい、というそんな思い、強い願いがあったものですから三宅先生がなんとかぜひ国会に復帰して頂くために三宅先生がご自身でいろんなことをお考えになったあとの結論だったと思いますが、ぜひ頑張って行って貰いたいとそんな思いで動きを見ておりました。 三宅・・・ありがとうございました。その節は暖かいお心と言葉で送り出して頂きまして。 私の方が力不足で誠に申し訳ございませんでした。 中山・・・残念、ほんと残念ですよね。 三宅・・・ご期待に応えることができずに、また政治家として国会の方で国政に貢献することがかなわなくて本当に多く支援してくださった方々に申し訳ないと思っております。 中山・・・私たちも本来であれば今の日本の中でやはり大切な考え方だと思っております。  いろんなところで事件が。 三宅・・・そうですね。 中山・・・親を殺したり兄弟を殺したりという事件があったり、企業が手抜きの作業を平然としているというような、何ともいえず日本らしさが日本全体から失われて、家族よりも自分のことだけよければいいというような、 町のみんなのことはどうでもよくて、自分だけがうまくいけばいいんだという考え方、それが当たり前というような社会が出来てしまうと、これだけ素晴らしい社会を何千年もかけて作ってきてその日本らしさというのが本当に失いかかっているなと思って。 そこを多くの人に理解して貰いたいと思って 政治の場でも自分たちの勢力拡大というところばかりに力が置かれているというような政治・政策についてもそんな思いが 国会の中でも見えているものですから、やはりここはしっかりともう一回日本の人々が自信を持って信頼できる政治家を選んでほしいという思いがあったのですが。   残念ながらあの時点でとてもとても全国の支持率を見ても参議院議員として当選させるということが非常に難しいということが見えていたものですから 本当に三宅先生、こちらと同じ思いでいらして「日本のこころ」で頑張って頂きたいという非常に強い思いはあるのですが、いづれにしても当選させることが難しいという状況であれば他の道を選んででも国政に戻って頂きたい、そんな思いでしたのでそのあたり多くの方にわかって頂けたらな、というように思いますよね。 三宅・・・党はかわっても目指すところは全く一致しておりますので、今中山先生が仰っいましたように単に政治の世界だけではなくて日本のありとあらゆる各界・各層が「自分さえよければよい」という感じでそれぞれが日々を送っているのではないかと、例えて言えば政界のみならず経済界もそう、自分のところの業界が会社が「儲かればよい」、マスコミもそう、国民の方々に真実を届けるという使命よりも自分のところの会社がなんとか儲かればよいという、経済界もそう、マスコミもそう、教育界もそうでしょう? 教育利権がいろんなところにはびこっていた、 私が最近思うのは宗教界もかなり問題があり、今の宗教界が自分たちの集団・団体の存続或は繁栄のみに目が行っていて本来の宗教者としての使命というものが失われているんじゃないかと。 中山・・・全部とは言いませんが中には。 三宅・・・それはよう言えませんがやっぱり立派な宗教家の方もいらっしゃるんですが、特に仏教教団でいうと内局あたりが相当いろんな勢力に浸食されていて、そういった中で家庭も先生が仰いましたように親子の間で目をそむけたくなるような事件が頻発していてそういった各々が公の精神を忘れていて自分のことのみに。 中山・・・弱い者を平気で潰していく、弱い者いじめは絶対にしてはいけない、最も卑怯なことだと私たちずっと考えてきたのですけれど。 強い者には向かわずにヘイコラして、弱いものを平然といじめるというこういう社会というものも卑怯というような考え方がなくなるとしたらは勿体ないですよね。  三宅・・・本来弱い立場の人が苦しむ姿を見れば心が痛むはずなんですが平然とそういう行為を積み重ねていったり。 中山・・・主張と全然違うことを平気でやっているということがありますからね。 三宅・・・みんなでやっぱりなんでこうなってしまったのかというところをもう一度振り返って、本来の我々の数千年の歴史・伝統・文化というものをもう一度確認をしなくてはならないと思いますね。 中山・・・そうですね。これを収録しているのが今日9月20日ですけれども17日に拉致問題に関する国民集会が開かれました。 その時もご家族の方が必死に訴えていましたけれども、ほとんど動きがないというより、逆にこの問題を終局させて日本と北朝鮮との間でミサイルや核の問題もあるでしょうけれど、普通の拉致をかかえていない他の国と歩調を同じようにしていきたいというような動きが見て取れましたのですが。 山口県にも三宅先生は行って下さったということですが。 三宅・・・8月の30日、先月の30日に山口県の長門ですね、日本海側の。 こちらの方に特定失踪者問題調査会の特別検証という形で荒木さんたちと一緒に行ったのですが、その時は脱北工作員、北朝鮮の元々工作員だった方が韓国でスパイ容疑で捕まって今は韓国の国家機関というか情報機関に務めている方も一緒に帯同致しまして、実は自分は山口県長門のこの海岸から入ってきたんだというそういう海岸も一緒に行ってきたんですが。 中山・・・ああ、そうですか・・・。 三宅・・・そこで彼らが言うには「如何に日本の国内に侵入することが簡単であったか、スーパーで買い物に行くみたいな形で。 日本の警察官は絶対に見つかっても拳銃で撃ったりということはない、逃げたらいい、捕まってもしばらく取り調べを受けても国外追放になる程度」という感じで。 日本に「スパイ防止法」がございませんので厳しく罰する法律がないということでやりたい放題やっていたということですね。 中山・・・日本って、私が拉致問題の担当をしていた時もそれこそ向こうの工作員が「韓国に入る時は命がけだが日本に入る時は朝飯前だ」と豪語していたんですよ。 いくらでも入れると。それを聴いた時、日本はなんという国になってしまったのだろう。 他の国の工作員があれほど日本をバカにして言うということ自体、国際社会の中で見ても恥ずかしい国になったなあ、  情けない国になったなあ、と思いながら拉致問題担当していましたけれど。  三宅・・・先月は脱北工作員の方と、それから元海上自衛隊の特殊作戦軍の班長だった伊藤祐靖さんという方も一緒に行きまして。それから特定失踪者のご家族の方々。   当日大変な「しけ」で 漁船がみんな漁に出なくてうちの船だけご無理を言って出して頂いて。 私恥ずかしかったのですが、私はどっちかというと船に弱くはないのですがその時は大変な目に合いました。 伊藤さんも仰っていたのですが日本は四方を海に囲まれているので非常に長い海岸線である、物理的にこれをすべてを護るのは非常に難しいが日本国内に入っている工作員を炙り出すのはそんなに難しいことではないのではないかと。 これは我々も如何に侵入を防ぐかということばかりに目がいっていましたが、既に入っている工作員を炙り出して検挙するという、このほうに本来もっと力を入れるべきではなかったかと思います。    そういった中で日本の公安関係の方々は北朝鮮の工作船とかそういった動き、暗号電報、こういったものを把握し、なおかつそれを解読も十分にしていると思うがほとんど手をこまねいて対抗手段をとらないのですね。 結果的に日本の無防備な姿ということが国民の方々の目に届かずに、ひょっとしたら最大1000人を超えるかもわからない拉致被害者がいるのではないかと私たちは考えるのですが。 ただ先週17日に国民大集会がございまして、先に中山先生が仰いましたように国民の関心がかなり低下してきておりまして、どうも政府はそれを狙っているのではないかと思えて仕方がない。 中山・・・そう思えるほどですよね、やっていることが。 三宅・・・そういったことをもっと実態を十分に把握し、それを国民の前に知らしていくためには、私はひとつはですね。 掲げたいのは朝鮮総連本部ビルがありますね。あそこの問題ですね。なぜガサ入れしないのかと。 中山・・・異様な形で落札されましたね。 三宅・・・そうですね、落札のいろんなプロセスの中で、日本の最高裁判所がかなり朝鮮総連側の意向に沿ったような、認可といいますか承認をやっていますね。 どういうつもりでそういうことをやっているのか怪訝な思いで視ていたのですが。 中山・・・形の上からすれば大使館相当と言っていますから、形の上から見ると大使館に関しては手を付けてはならないという状況がある、それがまっとうな理由としてあるのでしょうが ただいろいろ疑わしいことがたくさんあるのですから、やはり疑わしいことに関してはしっかり対応するという必要があると思いますよね。 特に人の人権、というよりキッシンジャーさんが言っていたように尊厳にかかわる、人を袋詰めにして運んでいくということに関わっている可能性が指摘されているわけですから、であればもっとしっかりした形で総連の動きをきちっと見て対応する必要があると思いますけれどね。 三宅・・・朝鮮総連そのものが実行部隊の中心的な場所に身を置いているとしか思えない事件が多いのですね。 北朝鮮本国から指令を受けて朝鮮総連そのものが実行部隊として多くの拉致事件に関与していた。 或は対韓国に対する工作事案、こういったものも朝鮮総連が相当深く関与していて、一番わかりやすいのが朴大統領の暗殺未遂事件、文世光事件ですね。 あの時、大阪の朝鮮総連の生野支部の政治部長が文世光をそそのかしてミナミの高津派出所の警官の拳銃を盗んでこれが暗殺の実行に使われた。   朴大統領には当たらなかったのですが、それた弾が陸英修夫人に当たってほぼ即死状態になったのですね。 明白に朝鮮総連が拉致の実行部隊でその他工作活動の中心的な組織だと、だからここを朝鮮総連を強制捜査、ガサ入れしてほしいというふうに思うのですがほとんどしない。 私は一度大阪の政府認定被害者の原敕晁さんの件で刑事告発したことがあるのです。 それは原さんが勤めております中華料理店の店主が朝鮮総連の役員でして、宮崎県に連れていった、「原さんが勤めていた中華料理店の店主が実行犯だ、ところが全くお咎めがない、これを逮捕してくれ」と大阪府警外事課のほうに刑事告発したんです。その後、案件が警視庁のほうに移管になりまして警視庁に行って2回ほどせっつきに行きましたね。  何としてもこの朝鮮総連の役員を逮捕してくれ、朝鮮総連ををガサ入れしてくれとヤイヤイ言ったのですがね。最終的に本人を呼んで事情聴取、 朝鮮総連のほうにもガサ入れというよりもアリバイ工作みたいに対外的に「やりましたよ」という、ほとんど何もしていないのでしょうな、 軽い段ボール、中身が入っているかどうかわからないような段ボールの箱一つだけ持ちだししただけなんです。 本来大使館相当の組織であれば当然そういうことはあるにしても、日本の国内に於いてあらゆる犯罪、或は北朝鮮本国に対する違法な送金、そしてまた韓国に対する工作事案ですね。    こういったものの中心的な組織が朝鮮総連、あそこをガサ入れすればビックリするようなものが山と出てくるのではないのか、 日本の対政界工作のこういった部分も出てくるのではないかと思うのですけれど。 中山・・・ガサ入れしてオープンにしてくれればですね。 三宅・・・それを何を怖れているのかしようとしない。 中山・・・本当に朝鮮総連の一番いい例でしょうけれど、日本は外国に対して本当に「何を怖れているのだ」と言いたいことがよくありますね。 やはり相手の国、日朝国交正常化ををすすめるにあたっては相手のご機嫌を損ねるようなことは一切やらない。 これが徹底した形で日本の中で行われていますから北朝鮮が嫌がるようなをことを全くしない。 三宅・・・それどころか拉致の鎮静化を図るためにかどうかわかりませんが。    山梨県の甲府でいなくなられました特定失踪者の山本美保さんという方がいらっしゃるんですね。  この方は北朝鮮に拉致をされているという可能性が非常に高い方なのですが。 山梨県警がですね。山形県遊佐の海岸であがった水死体、その遺体のDNAと山本美保さんのが一致したと言って DNAデータを偽造までしたんですね。 この部分も我々は厳しく検証していかなければならないと思いますね。 ご家族は全くそういうDNAデータの提供等は詳しく日本の当局の説明を受けていないと。 ところが警察のほうは「家族には了解を得ました。説明しました。」と言う。 なぜそこまでDNAデータの偽造までして拉致の鎮静化を収めようとするのか。 その時に山梨県で山本美保さんの救出活動が高まってきたんです。 これに対して官邸にいた誰かが画策をしてこういったことをやったのではないかと思うのですが。 中山・・・つくった可能性はありますね。 三宅・・・もうひとつですが政府が平壌宣言にあるのですけれども。 拉致・核・ミサイルこれの包括的解決というでしょう? 包括的解決というのが 非常にミソでしてね。  これをセットにすることによって結局拉致問題は国防安全補償の問題となり、いつまでたってもなかなか解決するものでない。 拉致は日朝二国間の問題でありこれをセットにすることによって拉致問題の解決を阻んでいるというふうに思えます。 中山・・・その2006年から2007年に六者会合を開いた。 この段階で「核・ミサイル」が解決したら北朝鮮に支援しようという話で、当時はまだこれほどまでに核・ミサイルが発展していませんでしたので、ほぼ決着が着きそうだった。 日本とすれば核・ミサイルが決着しても「拉致問題があるので乗れません」ということを主張したのです。 その中で六者会合の中で「核・ミサイル」だけが先行してはいけない、拉致問題の解決が必須であるということで六者会合の中に「日本人解放」というのを一つ入れたんです。 ただその時に明確な条件として核ミサイル以前に拉致問題が先行することが当然のことである、今条件付で入っているんです。 だから今それを悪用して「拉致・核・ミサイル」がすべて解決しないといけないという考え方が政府の中には当初からないはずです。 核・ミサイル、当然それが解決する時には拉致問題も解決していなければならないけれど、拉致は先に先行して解決していくということは六者会合の中でも了解されているテーマですので、あんまりこだわらなくてもいいかな、核・ミサイルより先に拉致被害者解放が条件ですよという形で拉致・核・ミサイルという言い方をずっとしてきましたけれど、悪用されてはいけない。 三宅・・・実は北朝鮮の核の配備・開発。これの「ひと・もの・カネ・資金・技術」、こういったものの部品ですね、こういったものは日本から北朝鮮に多く行っている。 してみると日本は自分に向けられる核開発の手助けをしている、とんでもないことを繰り返してきたなと思うのですが。(以上)  EndFragment


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