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第31回勝兵塾関西支部月例会 三宅 博 「戦後日本と拉致」

  • miyakehiroshi
  • 2015年8月1日
  • 読了時間: 8分

龠龠龠 「戦後日本と拉致」 第31回勝兵塾関西支部月例会 三宅 博

【解説】 今日は奥村先生の話を聴くのが私の大きな楽しみだった 古くから親しくしていていろいろとご指導頂いた。 今、安全法制のことで奥村先生が、現行憲法のお話を詳しくお話された。 今、国会の方で集団的自衛権が憲法に違反するのかしないのかとか、いろんな参考人が出ていて、 元の内閣法制局長官であるとか、憲法に違反するとか、或は百地先生や西先生が「そんなことはないのだ」ということだが、 そもそも今一番欠落しているのは何かというと、今の憲法は誰が造ったのか、何の目的で造ったのか、 この部分が欠落しているから非常におかしな浮ついた国会の質疑、空疎な内容になってしまう。 これは一昨年の2月に当時「日本維新の会」の代表でおられた石原慎太郎さんが国会で 「現行憲法は誰が造ったのか」と総理に予算委員会で訊かれた。 その時安倍さんは「主にGHQ、占領軍がこの憲法を造った」と答弁されている。 驚天動地のことである。 日本国憲法が占領下で進駐軍、占領軍が造った、日本人が造ったのではないと 国会の場ですでに明言されている。 ほとんどのマスコミがこれを大きくは今に至るまで報道していない。やはりこの原点の部分をまず国会に於いて論議をすべきだ。 何の為に占領軍が現行憲法を造ったのか、その目的も合わせてこれを語るべきではなかったのか その現行憲法が衆議院で通った時にその議場内は嗚咽に包まれたと。多くの国会議員が悔し涙で嗚咽に包まれた。 情けない、こんな占領下において占領軍が造った憲法を押し戴かなければならないという、 自分たちの不甲斐なさというか、そういう嗚咽に包まれたという議場の実態が一番物語っているのではないかと思う。 私は今日は「戦後日本と拉致」というお話をさせて頂く。あと10分ほどしかないのでパッと走りたいと思うが。 そもそもみなさん、なぜ拉致問題がかように長引いて解決の糸口が見いだせないのか、進まないのか。 平成14年に5人帰り、家族の方も帰ってこられた。 それ以降ピタッと拉致被害者の救出が止まってしまった。 なぜ止まってしまったか、それと憲法の話と密接な関係がある。 本来なら拉致被害者の救出は自衛権の発動をしなくてはならないのだが、そういった論議さえも全くされていない。 簡単な話で犯人もわかっている。北朝鮮が日本人拉致を国家犯罪として実行した。 いるところもわかっている。 北朝鮮国内に捕らわれの身で多くの拉致被害者が招待所といわれているところに、 今も全ての自由を奪われて彼らは日本政府の救出の手を待っている。(突然、背後の看板が落下)これは国民の怒りと思いますよ。 犯人もわかっている、いるところもわかっている。にもかかわらずなぜ拉致事件が解決しないのか。 平成14年に小泉さんの時に5人の方が帰ってこられた。地村さん夫妻、佐渡の曽我ひとみさん、新潟のご夫婦、 彼らは北朝鮮国内で自分が経験したことはすべて警察にお話していますというが、全く一切お話されていない。 日本政府も日本の警察も彼らに北朝鮮国内のことを実は訊いていない、訊かないということは彼らはすぐにわかる。 蓮池さんや地村さんご夫婦は「明日殺されるかもわからない」というギリギリの世界に身を置いて20年以上過ごしてきた。 警察が自分たちに訊いてこないということは「しゃべるな」ということであるということがよくわかっている。 もし彼らがしゃべれば北朝鮮の招待所であの人たちは数十人単位で招待所で暮らしてきた。 或は日常生活の 多くの方たちと接触があってすべて知っている、日本政府も訊かない、警察も訊かないということは、 これはしゃべるなということだな、しゃべったら具合悪いなということがひとつ。 彼ら自身いまだに北朝鮮の脅迫下に身を置いているということ、北朝鮮から直接彼らのもとに電話がかかってくる。 蓮池さんたちもそう、帰ってきてからも何度も朝鮮語の電話でしゃべっている、手紙も来る。 或は家族の身の安全も維持しなければならない。こういった中で彼らは脅迫下に身を置かれて言いたいことも言えない。 これが戦後日本ということ。 しかも北朝鮮に拉致された人数、日本政府が公式に発表しているのは13件17名、 そのうち5人は帰ってきた。8人は「死亡した、あと数名は入国の記録なし」ということだが、私は「特定失踪者問題調査会」といって、政府認定被害者以外に、北朝鮮に拉致の可能性を排除できない方々の調査救出活動を長年務めている。 我々が持っているリストは700名。 470名が我々独自でご家族の方からいろんな問い合わせ、「うちの息子、ひょっとしたら北朝鮮に拉致されたのではないか」ということで約500名近くは我々独自で調べ上げた。 そのうち270名は公開している。 200名は非公開。  また来月京都で女性が失踪した、これはもう40数年になるが彼女も公開する。 彼女の場合は周りが朝鮮人だらけで間違いなしに拉致であろうと思うが、我々が入手したリスト470名、それ以外に警察が調査したリストでご家族から調査会に直接言ってきていないが230名のリスト、合わせて700名くらいのリストを持っている。 調査会は2か月に一度全国を現地調査に行っている。 先月は北海道に行った、私は行けなかったが。 7月は埼玉と群馬に行く。  行くたびに「ひょっとしたらうちの家族も私の知り合いも北朝鮮に拉致をされたのではないか」と新たな失踪情報に接する。 してみると我々が470名独自に調べた、それ以外に我々に訊けない多くの失踪事件があるのではないか、何百人やられているのか、 それが300名か500人か、或は1000人の大台を超えるのかわからないというのが我々の感触で、深い底の見えない井戸をじっと闇を見つめているという思いにかられる。 拉致事件というのはこういうことなんですよ。ところが日本政府は13件17名。なぜこういうことになるのか。 日本政府が政府の名誉というのか自分の国を自分で護るという集団的自衛権・個別的自衛権というものさえままならない。 拉致問題も日本政府の主体性でこれが解決するということができなかった。 昭和20年代から拉致問題というのはある。 今現在も北の工作活動は終わっていないと認識して頂きたいと思う。 そういう風な中で日本政府は次から次へと日本の国民が多く北朝鮮に拉致されているのをずっと知っていた。それを物陰から見ていた。 日本人が次から次へと連れていかれるという、それをマスコミにも国民にも全く公表しなかった。 昭和52年の11月に横田めぐみさんが拉致された その2か月前に粂さんという方も拉致された、この場合は政府認定被害者だが、その時に犯人を石川県警は逮捕してすべて白状させた。 わかっている。しかし一切マスコミに公表することができなかった。 横田めぐみさんが50日後くらいに拉致されたのだがおそらくは新潟県警の幹部クラス、地元の所長も横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されたことを認識していたのではないか、にも関わらずご両親には一切言わなかったということ、これが戦後日本ということ。 もしそれを言っていたら横田めぐみさんの拉致も蓮池・地村・曽我さんの拉致もなかった。 公にされることはなかった。許されていなかった。 そういうような戦後構造の構造的な部分で日本が主体的に外交も国防の問題も教育も経済も、できないというのが日本の実相ではないかと思う。 これを声を出して言うとそういった人は公職を追放される。 一番有名なのが勝兵塾顧問の田母神俊雄さんである。田母神さんは7年前に何を言ったのか。 アパの論文で「日本はいい国だ、素晴らしい国だ」と言った。 その時に自民党の政府も或は各党挙げて国会挙げて「日本がいい国とは何ということをいうのだ、こんな危険人物は自衛隊に置いておけない」と言って公職追放された。 その一か月前に中山成彬さんが「日教組は国民の敵だ、ぶっ壊さなければならない」と言って自民党を追放され、国土交通大臣も罷免された。     あるいは一色正春さん、中国の漁船と称する工作船が日本の海上保安庁の船に体当たりしたそのビデオを出しただけだが、そこにいることができなくなった。 何も彼は悪いことをしていない。 真実を言うと日本は公職を追放される、これが戦後日本である。 もういい加減我々は戦後日本の実相に気が付いて拉致の問題もそうなのだが、国民全体に政治が使命責任を履行できるような、 戦後体制・戦後日本からの脱却を一刻も早くしなくてはならない。 でないとこれから迎えるであろう日本の将来というのは、次の世代に胸を張って引き継ぐということができない。 ボロボロガタガタにして内部から腐ってきて腐敗した日本の国のバトンを次の世代に渡すという、こんな無責任なことは絶対にしてはならないと思う。 拉致事件の実相も先ほど言ったことである。戦後日本と拉致、あるいは集団的自衛権のすべての問題も日本のことを日本人が決められない、日本の国を日本人が護れないという戦後日本の構造的な部分に端を発している、すべての原因はここにあるということをご理解頂きたいと思う。

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