千尋会で講演させていただきました
昨日、陸士58期の日高誠氏が会長を務める千尋会で講演の機会を与えていただきました。中心メンバーの多くが旧軍関係者であり、私の父親と同世代の方々でした。戦前の教育を受け大東亜戦争に従事した日本の宝ともいえる方々です。我々はこの方たちがお元気なうちに出来る限り様々な話をお伺いし、体験談を聞くべきだと思います。そのことは我々の祖国に対する誇りを確かなものにしてくれることと思います。昨日の話の中心テーマはNHKの現状についてではありましたが、私はそれ以外に日本全体が歪められている背景構造を話しました。国際的には戦後国際秩序といわれるものであり、国内においては戦後日本という欺瞞と偽善に満ちた構造の問題であります。この構造部分を一掃しない限り、NHKのみならず、外交・教育・国防等の根本的立て直しは不可能であるからです。今こそ勇気を持って昨日のシンポジウムのテーマ「本当のことを云え!」を実践していかなければなりません。そして、日本のことは我々日本人が決めるという主体的国家運営を一日も早く、樹立しなければならないのです。私たちの両親、祖父母の世代は大東亜戦争を立派に戦ってくださいました。その子供の我々世代は彼らの遺された願いである「日本の根本的な立て直し」の使命を果たさなくてはならないと思います。